古米も食べてみよう♪

あいき家(今治での活動と暮らしの拠点)では、最近「古米」をいただいています。
いま食べているのは、アサヒ(長崎県産・2022年)。
その前は、ハツシモ(長崎県産・2022年)。
どちらも、自家採取した籾種を使って栽培された無農薬米で、備蓄されていたものを縁あって譲っていただきました。
アーユルヴェーダと古米
今のあいき家の暮らしは、3人ともアーユルヴェーダを学んでいるので、古米には抵抗がなく、むしろ好意的。
アーユルヴェーダでは「消化力(アグニ)」をとても大切にしており、その観点からは 新米より古米の方が軽く、消化に負担がかからず、生命エネルギー(オージャス)になりやすい とされています。
実際に食べてみて
古米どころか「古古米」なのでどうかな…と思いつつ購入しましたが、これが本当に美味しい!
アサヒもハツシモも、コシヒカリ系ではなくササニシキ系のさらっとしたタイプ。そこに古米ならではの軽さが加わり、あっさりとした食感で食べやすいのです。
- コシヒカリ系に慣れている方には物足りないかもしれませんが、香りがよく、しつこさがなく、それでいて満足感がある。
- 食べ始めてから、ご飯が少し残るようになり、いつもと同じ量を炊いているのに消費量が減るという不思議な変化もありました。
古米の歴史と文化
調べてみると、日本の中世では古米のほうが高価だったという記録もあるそうです。
また、ミャンマーでは今でも古米が好まれているとか。
古米は水分をよく吸うため炊き増えしやすく、量が増えるという利点もあるそうですが、単純に「食感が良いから好まれていた」という理由も大きいようです。
これからの楽しみ方
「新米は美味しい!」という思い込みもありますが、実際に味わってみると古米の魅力もたくさん。
新米が出ればもちろんありがたくいただきつつ、古米はカレーやチャーハンに使うのもおすすめ。実際、今いただいているお米はスパイスカレーとの相性が抜群です。
さいごに
数年前、新米が出回る時期に「古米が捨てられている」というSNS投稿を見たことがあります。
せっかくのお米が破棄されてしまうのは本当にもったいないこと。
今年はそんなことがないように願いつつ、新米シーズンのいまだからこそ、古米について書いてみました。
🌾 新米も古米も、それぞれに魅力あり。
じっくり味わいながら、日々の食卓を楽しみたいですね。



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